こちらの商品のテーマは”リングパーツを使ったデザイン”です。
「京・風鈴柄根付け」で使用したパーツなのですがこちらのリングパーツを使用した新しいデザインをリクエストされ、考えた商品となっております。

リングパーツを使ったデザインで大切にしているのはリングパーツに意味を持たせられるかというところです。
風鈴の時は風鈴のガラス部分をリングパーツに見立てました。
新しいデザインではどうしよう…と非常に悩み、考え抜いて思いついたのがイルカがジャンプで輪っかをくぐっているところです。
そこから水族館の水槽のメージにつながっていきました。
作り方としてはペヨーテステッチとブリックステッチを組み合わせて作ります。
丸カンを通す部分の穴をあけたり、形がさまざまだったりするので難易度は高めになりますが、その分出来上がった時の達成感がありますよ!
イルカはすでにテグス編みのビーズキットにいるのですが、くらげ・ラッコ・クマノミ・アザラシは作ったことがないモチーフだったのでラインナップに取り入れました。リングパーツの下につけているパーツはそれぞれからイメージするものをつけています。
くらげには花びらビーズで作る小さなくらげ、ラッコは貝を割ったら真珠が出てきた!というストーリーでパールビーズを、クマノミには海藻をイメージした緑のマガ玉ビーズ、イルカにはジャンプした時の水しぶきを、そしてアザラシには氷をイメージしたブルーのハート型アクリルビーズをつけました。
一番最初に思いついたイルカはジャンプして輪っかをくぐっているところだったので、画像よりも大きくて鼻先も背ビレも尾ビレもリングパーツから飛び出ているものを作っていました。でも他のくらげやラッコなどとのバランスを考えて背ビレだけがリングパーツから少し飛び出た大きさに落ち着きました。